自社にあったERPシステム(パッケージ)とは
自社にあったERPシステムを見つけるにはどうすればよいでしょうか?
■まず、どんなITベンダーがあってどんなERPシステムやERPパッケージを販売しているかを調べる必要があります。
インターネットでもある程度は調べることができますが、オススメは、日経BP社が定期的に発行している、雑誌や、ERP関係の特集の雑誌です。
以下の
「ERP導入・活用 実践ガイド2009-10年版」や
「中堅中小企業のためのERP導入実践ガイド07-08年版」がオススメです。
ERPの導入のやり方やERPべンダーやERPパッケージの一覧があります。
■次に、自社に合ったERPベンダーを選択します。
選択した数社のERPシステムの説明会などに出席してみるのもよいですね。
ERPの展示会なども参加されるとよいと思います。
ある程度、ERPシステムが絞られたときには、以下のようなチェックリストで評価するのが良いと思います。
当然、導入目的や適用方針に合致するERPシステムでないといけないですね。
ERPシステムを比較する場合、よく使用されるのが採点表です。
採点表は大きく2つにわけます。
ひとつは、絶対に必要な項目です。
もうひとつは、あった方がよい項目です。
それぞれについての項目例です。
- 絶対に必要な項目
- 自社の生産形態、業務形態に合致しているか。
テンプレートなどがあるか - 必要な機能があるか。
生産管理、品質管理など - 価格は適正か
- 国内の導入実績はあるか
- アドオン開発が容易か
などです。
- 自社の生産形態、業務形態に合致しているか。
- あった方が良い項目
- 複数拠点に対応しているか
- 複数言語に対応しているか
- 導入方法は明確か
- 個別生産については原価管理に対応しているか
- システム構成は、どうなっているか
Wuindwos、Unix、Linuxか - 導入パートナーは信頼できるか
- コンサルタントのスキルやレベルかどうか
- 他のソフトとの統合性はどうか
- マニュアルは豊富に提供されているか
- サポートは充実してるか
- トレーニングは充実しているか
- 標準で提供されるデータ、帳票は十分か
- 追加で必要なデータや帳票はユーザーが簡単に作成できるか。
データウェアハウスの提供はあるか
これらに重み付けして最終合計して比較します。
こうすることで、経営トップに対してもERPの優劣をわかりやすく判断してもらうことができます。
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